Try and Error

SEによる検証報告やエラーとの闘い

SQL Serverのフェールオーバークラスター構成で2つのセグメントにVIPを持たせたいというユーザー要件があった。
そもそもできるのかわからなかったので、調べてみた。

以下のKBの「マルチサブネット フェールオーバー クラスター インスタンス構成」が該当するようだ。

SQL Server マルチサブネット クラスタリング (SQL Server)
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff878716.aspx





実際に構築できることを確認したので、ポイントだけまとめておく。
まずはMSFCの構成でVIPを持たせるセグメントを2つ指定しておく。

「フェールオーバークラスターマネージャー」-「ネットワーク」で構築時にVIPを持たせていなかったネットワークを右クリックし、「クライアントにこのネットワーク経由の接続を許可する」にチェックする
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「フェールオーバークラスターマネージャー」-「クラスター名」-「クラスターコアリソース」「クラスター名」のプロパティでIPアドレスを追加する。
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SQL Server フェールオーバークラスターのインストールでクラスターのネットワークを複数のセグメントを選択できるようになる。
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SQL Server 2008 R2の時にはスリップストリームメディアというのが作成できた。
SQL Server 2008 R2にはwith SP1のようなメディアがなかったが、SP1のexeを別に実行することなく、SP1を適用した状態でインストールできるようにする為のもの。

SQL Server 2016ではスマートセットアップという言い方になったそうだ。
インターネットに接続可能な環境であれば、以下の画面で「SQL Server製品の更新プログラムを含める」をチェックし、表示された更新プログラムにチェックを入れる。
ここでSP1にチェックを入れれば、以降のインストール画面はSP1のものになる。
※SQL Server 2016の場合はRTMとSP1で選択できるものが変わってくる(特にPolyBase関連)。
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インターネットに接続できない環境であれば、SPのexeファイルをダウンロードしておき、Setup.exeをコマンドラインから実行することで、スマートセットアップが可能。
SPだけでなく、CUでも同様。

メディアをDドライブにマウントし、SPのexeファイルをC:\work配下に保存した場合は以下のようなコマンドラインで実行できる。
D:\>setup.exe /ACTION=INSTALL /UpdateEnabled=1 /UpdateSource="C:\work"



SQL Server 2016の教科書 開発編







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SQL Server 2016 Standard EditionをWindows Server 2012 R2にインストールしてみた。
2014からの変更点や注意点を簡単にまとめてみる。

Setup.exeを実行した後の画面。
ここに「SQL Server Management Tools のインストール」、「SQL Server Data Tools のインストール」という項目がある。
今までは機能のインストールの中でインストールされていた項目だけど、別出しになったようだ。
ただここの項目はリンクだけでWebからダウンロードしてインストールするようだ。
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機能の選択画面。
Microsoft .NET Framework 4.6が一緒にインストールされるようだ。
管理ツールがなくなって、R Services(データベース内)、外部データ用 PolyBase クエリ サービスが増えたのかな。
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とりあえず、全ての機能を選択した状態で進んだら、エラーになった。
PolyBaseにはOracle JRE 7 Update 51 (64ビット)以降が必要とのこと。
インストールしてみたら、先に進めた。
今後、脆弱性対応とかが面倒になりそうだ。
あと標準でKB2919355も必要みたいだ。
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ここは変化なし。
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PolyBaseの構成画面。
このSQL ServerをスタンドアロンのPolyBase対応インスタンスとして使います。はStandard Editionでは選択できない。
Standard Editionの場合はこのSQL ServerをPolyBaseスケールアウトグループの一部として使います。しか選択できない。
※SQL Server 2016 SP1ではどちらも選択可能。
PolyBaseサービスのポート範囲はデフォルト値が入力されている。
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SQL Server PolyBase Engine、SQL Server PolyBase Data Movementのアカウントはドメインアカウントであることを要求される。
つまりドメインに参加していないサーバーでは設定できないことになる。(Standard Editionの場合)
※このSQL ServerをスタンドアロンのPolyBase対応インスタンスとして使います。を選択していれば、ドメインアカウントである必要はない。
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照合順序は変化なし。
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データベースエンジンの構成はTempDBについてインストール時に指定できるようになった。
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TempDBの数とサイズを指定できる。
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Analysis Servicesは変化なし。
PowerPivotモードはStandard Editionでは指定できない。
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Reporting Servicesは変化なし。
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分散再生コントローラーは変化なし。
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分散再生クライアントは変化なし。
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Microsoft R オープンは承諾して次へ。
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以上。

SQL Server 2016の教科書 開発編



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