SQL Serverのインストール後のApplicationログにESENT 489 455が出力される。
調べてみると、以下のKBが当てはまるようだ。


Windows Server 2012 のアプリケーション ログにエラー 1032 メッセージ
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2811566
製品の問題と書かれているけど、なかなか修正はされない。

以下のフォルダにSQL Server、SQL Server Analysis Servicesのサービスアカウントが書き込み権限がないことが原因である。
C:\Windows\System32\LogFiles\Sum

2017年5月18日追記
Microsoft SQL Server Japan Support Team Blogでも言及されたようです。

イベント ID : 455/489/490 及び 413/486 の対処方法について
https://blogs.msdn.microsoft.com/jpsql/2017/05/17/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-id-455489490-%E5%8F%8A%E3%81%B3-413486-%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%87%A6%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/





次の手順でエラーは解消される。

Sumフォルダを右クリックしてプロパティを開く。
セキュリティタブで編集をクリックする。
追加をクリックする。
名前の確認サービスユーザー名を入力し、名前の確認をクリックし、OKをクリックする
(詳細設定から検索すると表示されないので、オブジェクト名を入力して名前の確認をクリックする。)
2

追加したユーザーを選択し、書き込みの許可をチェックし、OKをクリックする。
3

セキュリティの警告にOKをクリックする。

既定ではMSSQLSERVER、MSSQLServerOLAPServiceにアクセス権を追加する。
サービスユーザーが不明であれば、SQL Server 構成マネージャーで確認する。
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SQL Server 2016の教科書 開発編