SQL Server 2016 Standard EditionをWindows Server 2012 R2にインストールしてみた。
2014からの変更点や注意点を簡単にまとめてみる。

Setup.exeを実行した後の画面。
ここに「SQL Server Management Tools のインストール」、「SQL Server Data Tools のインストール」という項目がある。
今までは機能のインストールの中でインストールされていた項目だけど、別出しになったようだ。
ただここの項目はリンクだけでWebからダウンロードしてインストールするようだ。
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機能の選択画面。
Microsoft .NET Framework 4.6が一緒にインストールされるようだ。
管理ツールがなくなって、R Services(データベース内)、外部データ用 PolyBase クエリ サービスが増えたのかな。
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とりあえず、全ての機能を選択した状態で進んだら、エラーになった。
PolyBaseにはOracle JRE 7 Update 51 (64ビット)以降が必要とのこと。
インストールしてみたら、先に進めた。
今後、脆弱性対応とかが面倒になりそうだ。
あと標準でKB2919355も必要みたいだ。
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ここは変化なし。
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PolyBaseの構成画面。
このSQL ServerをスタンドアロンのPolyBase対応インスタンスとして使います。はStandard Editionでは選択できない。
Standard Editionの場合はこのSQL ServerをPolyBaseスケールアウトグループの一部として使います。しか選択できない。
※SQL Server 2016 SP1ではどちらも選択可能。
PolyBaseサービスのポート範囲はデフォルト値が入力されている。
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SQL Server PolyBase Engine、SQL Server PolyBase Data Movementのアカウントはドメインアカウントであることを要求される。
つまりドメインに参加していないサーバーでは設定できないことになる。(Standard Editionの場合)
※このSQL ServerをスタンドアロンのPolyBase対応インスタンスとして使います。を選択していれば、ドメインアカウントである必要はない。
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照合順序は変化なし。
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データベースエンジンの構成はTempDBについてインストール時に指定できるようになった。
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TempDBの数とサイズを指定できる。
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Analysis Servicesは変化なし。
PowerPivotモードはStandard Editionでは指定できない。
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Reporting Servicesは変化なし。
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分散再生コントローラーは変化なし。
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分散再生クライアントは変化なし。
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Microsoft R オープンは承諾して次へ。
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以上。

SQL Server 2016の教科書 開発編